駅伝観戦の作法
私の新年は、箱根駅伝を観戦することから始まるんです。
平塚だったり横浜だったり、毎年のように出向いて(走って)。
今年の正月は、たまにはと、家でTV観戦をしてみたんですが・・。
現地か?TVか?どちらが正しい観戦作法なのか?
同じランナー(レベルはさておき)として、やはり現場で間近で見る、というか観察するというのが正しいと、TVを見ながらつくづくそう思ったんです。
何故?
解説ナレーションの助けで、どんな選手が今どんな状況で・・と言うのは勝敗応援に興味がない私にとっては、あまり意味がない。時折見せる苦痛な表情、駆け引きの一幕も何時間のうちの数分だ。大部分の時間は、正面から見る映像、ただただランナー体型の若人が上下動している姿は、市民ランナーとさ程変わらないし、退屈でもある・・・
一方で、沿道からの「一瞬」、ホントにその数秒のうちに静かに駆け抜ける姿は、白熱とか熱気とかは無いけれど、無駄のない身体の運びがとても美しい。全然市民ランナーのレベルじゃないというのが、真横からだとよくわかる。この躍動感スピード感というのが、なかなかTVだと伝わらないんですね。

楽々走ってる割に凄まじいスピードが出る。なぜなんだろうと、いつも疑問に思うけれど、でもそうじゃないと20キロ前後を1時間弱で走ることなんて出来ないわけだから・・・と納得しながらも、その極意は奥が深いのだろう。
この写真、複数のランナーが偶然同じタイミングでかかとと尻が接近しているもの。静止画像では、他の写真と比べて躍動感が感じられない・・・・と思いませんか?

でもここから、一般ランナー特に初心者との大きな違いが出てくるんです。
尻にくっつくくらいコンパクトに折りたたんだ、その足を、そのまま猛烈なスピードで身体の前に降り出すんです。フィギアスケートの腕をたたむと回転スピードが上がるみたいな、あの要領(なんか物理の法則らしいですが)ですね。初心者がこれを真似すると、後ろで折りたたんでもスピードないから、そのまま身体後ろで曲げ伸ばししているだけで足が前に出ない。ちょこちょこ走りになるんですね。
そんな一流選手の技を、私もちょっとでも真似て、それを支える基礎体力をもっと付けて、楽々走ってる割にスピードが出せればいいんだけどなあ。
やはり私の作法、、ランナーの視点もあって、TV観戦よりも現場にまで出向くことだな。走ってトレーニングも出来るしね。

