ランニングフォームを見直そう(下半身編vol.1)

悪い見本を曝け出す企画です。(笑)

上半身と下半身は連動しているのですが、それぞれの現象から探ってみようシリーズ、今回は下半身編。足腰の動きになります。

2024年東京マラソン2位のキプラガド選手との比較画像。なんともおこがましく自虐的でもある・・・。

さて、何が違うのでしょうか?

ヒントは、足のところの矢印の形。

  • (左)シューズのつま先が(少し見えずらいですが)斜め上を向き、踵から着地している。
  • (右)ほぼ地面と並行に着地している。

両方とも着地の瞬間画像ですが、かかとで着地する「ヒートストライク」と、シューズ底全体で着地する「ミッドフット」の違い。

「ヒートストライク」は、かかとでブレーキをかけ、そこから重心移動が始まり蹴り出すまでに身体を「よっこいしょ」と時間がかかるのでスピードが出しにくい走りと言われています。ブレーキをかけてからの移動が、三角形の底辺イメージになるわけです。ただその分、足の筋肉(膝下)には優しく負担も軽減できます。

一方で「ミッドフット」は足裏全体で着地し体を支えることで、体幹が安定し膝関節の負担が軽減します。またブレーキも少ないので、設置時間が少なくスピードが出しやすいというメリットもあります。転がるタイヤのイメージ。後者はメリットが多いものの、一般市民ランナー、初心者にはなかなかハードルが高い技術だとも言われています。

そして左右画像の違いは、シューズ底面の対地面角度もあるのですが、膝下の角度(鉛直方向との角度)に現れます。

  • (左)この時点で膝下角度は14度。この角度のまま着地するので、ブレーキがかかり、地面からの反発力がそこで消費されて、その分推進力が得られない。
  • (右)この時点での膝下角度は、ほぼ鉛直(0度)。自転車のペダル回転のように前方から掻くような動作。地面からの反発力を体幹で受け止め、体幹のバネを使って推進力に活かすことができる。

それぞれメリットデメリットがあり、そしてランナー自体それぞれパフォーマンス、身体の特性、走る目的も違うのでヒートストライクがダメでミッドフットが良いとは一概に言えないのですが、速いランナーほどミッドフット傾向にあり、ましてキプラガドと並べられちゃうと、できたら真似してチャレンジしたくもなります。まあ速く走らなくても、効率的に「楽に長く」という走りにはつながるはずです。

そこで、この膝下角度を意識したドリルなどのトレーニングが必要。今実践していることを順次書いていきたいと思います。

ランニング動画をAIによって骨格認識し、角度データ(肘・脇・膝・膝下)と足首の高さを取得。動画フレームごとのそれぞれのデータをCSV化してみた。

今回テーマとなっている膝下角度(膝から足首に至る脛の傾き)を捉えてみると・・・

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