心拍数で再検査

スポーツ心臓

「ああ、またか・・・」今年も徐脈で引っかかりました。もういい加減、毎年同じことの繰り返しは、何とかならないものなのか。

心電図測っていると「何かスポーツやっていますか?」再検査に行くと「スポーツやってるんで。昨年も・・」「そうですか。来週また来てください」 

この「徐脈」、1分間の拍動が、正常では60〜70回であるのに対して、50回未満だと、そう診断されてしまうんです。日頃、持久系スポーツをやっている人、特にマラソン選手などは、スポーツ心臓といわれ、徐脈の傾向があるらしい。

再検査の結果を聞きに行くと「ああ、マラソンやってるんですね。そうなんですね。じゃ問題ありません」・・・最初から言ってくれ〜(笑)

スポーツ心臓、きっとスポーツで鍛え抜いた心臓なんだ。ランナーとしては喜んでいいことなんだろう。なんて漠然と思っていたけど。・・医学的にはともかく、ランニングの世界ではどうなんだろうか・・・

デスクワークでは10分おきにこうなる。

心拍数トレーニング

そこで連想されるのが心拍数トレーニング。最大心拍数と安静時心拍数を知ってトレーニングするというもの。

最大心拍数・・・ぜいぜいはあはあ、極限の域 次の計算式で大まかに算定できる。

・手元に電卓あれば 206.9-(0.67×年齢)

・電卓無ければ簡易的に 220-年齢  

計算式からわかる通り、最大心拍数は年齢とともに減ってくる。(この年齢とともに・・・という言い回しが、近年とても気になる)

ただし、一般的な理論値なので、個人差がありトレーニングによって上げることが出来る。

心拍数トレーニングとは、①健康のため体力維持のため気軽に・・「最大心拍数の40~60%」②脂肪燃焼、ダイエット・・「最大心拍数の50~70%」③持久力アップトレーニング「最大心拍数の80%」こんな目安でやれば効果的らしいです。

安静時心拍数・・・何もせずにリラックスしている状態の心拍数。血圧計で一緒に測れるあれですね。私はこれがいつも50以下なんですね。

徐脈の貢献

じゃ、この徐脈と言われた安静時心拍数知って、どうやって使うのか?

ここで、一気に専門的な、スポーツやっている人以外には聞き慣れないような「LT値」「最大酸素摂取量」を知る必要が出てくるんです。

LT値・・・「乳酸たまって、もう動けない」と、私はよく弱音吐くわけです。負荷を上げていくと急激に乳酸が溜まり始める時の「しきい値」のこと。

乳酸が溜まると筋肉が疲労してしまうので、このLT値を超えないようなペースで長距離トレーニングすると良いとされる。

AT値(ATペース)という指標もあり、有酸素運動から無酸素運動に切り替わる転換点のことで、結果的にほぼ同じ意味合いということらしい。

最大酸素摂取量・・・1分間で体内に取り込める酸素の最大量(単位はmL)のこと。より多くの酸素を体に取り込めれば、それだけ多くのエネルギーを作り出すことが出来る。

ということは、どちらの値も上がれば上がるほど楽に速く走れるはず。そして、この2つの値も次の計算式で大まかに算定できる。

LT値・・・(最大心拍数 − 安静時心拍数) ×  0.75 + 安静時心拍数

最大酸素摂取量・・・15 × 最大心拍数 ÷ 安静時心拍数

ということは、楽に速く走るためには、最大心拍数を上げて安静時心拍数を下げればいいわけだ。

ということは、やはりトレーニングによって、年齢とともに下がるだろう最大心拍数を維持向上させるとともに、スポーツ心臓によって安静時心拍数を下げる。という理屈に辿り着く。

ただし、スポーツ心臓による徐脈は、「やはりスポーツで鍛えてパフォーマンス向上に貢献していたんだ!」と過信にならない程度に、ちょっと安心しつつ、慎重にトレーニングしていきたいですね。

この心拍数トレーニングについて、これからもっと深く掘り下げていきたいと思います。以上、掲げた計算式は大まかな推定手法であり、正確には実際のトレーニングで専用の機械で測定する必要があります。私も以前にやってみた経験があるので、それもまた別の機会でシェアできればと思います!

過去に一度、ホルター心電図という首にかけて24時間測定器を装着して、不整脈があるか調べたことがあったがさいわいにして異常は無かった。

今では私の持っているアップルウォッチでも心電図が見られるようなので、これも研究してみよう。

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